今回は髪を洗った後にドライヤーを使わず自然乾燥で乾かすと何がいけないのかについてご説明していこうと思います。
ドライヤーと自然乾燥、割合は自然乾燥派が50%以上となっているそうです。
やはり自然乾燥だと手間もかからず楽なのでドライヤーを忘れがちですよね。
実は僕もこの業界に入る前はドライヤーはめんどくさいのでやっていなかったのですが勉強していくにつれやっぱりよくないんだなと知りドライヤーを使うようにしました。
「頭に雑菌が繁殖しやすい」
水分を多く含んだ髪や頭皮は雑菌が繁殖するのに絶好の環境になっています。
そのため、頭皮の健康を損なう恐れがあり、かゆみや吹き出物の原因になります。
症状が進行すれば、薄毛の原因にもなりかねません。
「髪が傷みやすい」
髪の毛は、濡れているときは表面のキューティクルが開いていて、内部の角質繊維は結合が外れた状態となっており、髪が乾くにつれて再結合する仕組みになっています。
そのため、濡れたままの髪は、非常に傷みやすい状態にあるわけです。
その間に、指でとかしたり、ブラッシングなど物理的な力が加わると、乾いているときよりも軽い力で髪の毛が伸びてしまいます。
また、完全に乾かないうちに寝てしまうと、枕との摩擦によってキューティクルが傷ついたり、剥がれたりしてしまいます。
その結果、朝、起きると髪がバサバサになっているということがあるはずです。
「頭皮の血行が悪くなる」
頭皮には無数の毛細血管が張りめぐらされており、その血管を通ってきた血液によって栄養素と酸素が供給されます。運ばれてくる栄養素と酸素は、髪の成長にとって不可欠な存在。
しかし、頭皮が冷えると毛細血管は収縮します。濡れた手を風にさらすと冷たく感じるのと同じように、頭皮も濡れたままにしておくと余計に冷えてしまうもの。
すると血液の通り道が狭くなり、頭皮に充分な栄養素と酵素が運ばれなくなります
これが、抜け毛をはじめ、さまざまな頭皮トラブルの原因となるのです。
と、こういったデメリットなどがあります。
ドライヤーで乾かすと熱でダメージを受けてしまうからしない、という方もいらっしゃると思いますが
自然乾燥でキューティクルが開いた状態で髪と頭皮両方にダメージを受けてしまうよりドライヤーを使用したほうが断然いいです。
タオルドライの仕方やドライヤーで乾かす限度を知ればダメージもほとんどないのでこちらをオススメします。