ここの最近、
「頭が臭うなー。」
「年のせいか昔より頭が臭うなー。」
ふとした時に他人の頭のが臭ってきた時
「自分は大丈夫か?」
なんて感じている方いませんか?
髪や頭皮の悩みで臭いについて感じている方も多いはずです。
そんなわけで今回は
頭皮の臭いの原因と改善正しいシャンプーの仕方について
数回にわたってお話ししたいと思います!
《何が臭う?頭皮の臭いの原因》
1 毛穴の皮脂汚れの洗い残しが原因
皆さん、顔のTゾーンはご存知でしょうか?
額と鼻と顎先をつないだT字の部分事で、
顔の他の部分よりも皮脂腺が活発で頬の約2倍の皮脂腺がある
と言われています。
しかし
頭皮にはTゾーンのさらに2倍の
皮脂腺が存在していると言われています!
単純に頭の方が面積が多いので当たり前といったら当たり前なのですが
頭皮には多くの皮脂腺があることが分かってもらえたと思います。
やはり皮脂腺が多い分出る皮脂も多い訳で
必然と洗い残しも多くなってきてしまうのです。
では
なぜ皮脂がの残ってしまうと臭いの原因になるのか?
それは、、、
雑菌が繁殖してしまうためです!
皮脂が残ってしまっていると
外部からの汚れ、埃などが雑菌を運んできて
雑菌が皮脂を栄養にして繁殖してしまうのです。
上記でも説明した通り
ただでさえ多い皮脂腺の数に加え、
毛穴も大きく汗、皮脂、フケなどといった老廃物が溜まりやすく
普段使っている油性のWAXなども残りやすいんです。
これらが酸化して毛穴に詰まることも原因と言われています。
頭皮の皮脂は色々な物質と結びつきやすく、WAXなどの整髪料と結び付くと頭皮に張り付き毛穴をふさいでしまったり
空気中の雑菌などと結び付くことによって酸化し、
頭皮の臭いの原因となってしまうのです。
[どうやって毛穴の汚れを落とすの?]
ここでは正しいシャンプーの仕方についてお話ししたいと思います!
実際、自分でシャンプーする時
「ゴシゴシ爪を立てて洗ったほうが気持ちがいい!」
「めんどくさいのですぐ終わらせる。」
といった方が多いのではないでしょうか?
確かに、
゛ゴシゴシ゛洗ったほうが気持ちがいいです。
汚れも落ちてる感じがしますよね!
しかし実際はゴシゴシ洗うことにより、
逆に汚れを落とせていない可能性があります!
頭には立毛筋という筋肉が存在しています。
この筋肉がいわゆる鳥肌を起こす筋肉です!
この筋肉に強い刺激を与えると、、、鳥肌を起こしてしまいます。
ではなぜ鳥肌が悪いのか?
それは鳥肌により
毛穴が収縮し毛穴の汚れが残ってしまうのです!
つまり
ゴシゴシ洗ってしまうと余計に汚れが落ちないんです!
ではどうやって頭を洗えばいいのかでしょう?
皆さんもシャンプーする前はお湯で流しますよね?
しかし!ここでの注意点は
お湯が熱すぎないこと
さらに
最低でも2分じっくりと洗い流す
この2点です!
お湯が熱すぎると必要な油分まで取ってしまい今まで以上に皮脂が増加してしまうこと。
2分も流せなければいけない理由は
最初の流しで
7~8割の汚れを落とすことができるといわれています。
ここでの流しがしっかり出来ていないと、
その後のシャンプーが泡立たなくなってしまうので、
よく流しましょう!
※WAXや整髪料がついている場合はシャンプー剤をつけ軽く流しましょう。
※爪や指先を使うのは NG 。頭皮を傷つけてしまうので指の腹で流します。
※温度は熱過ぎず38度前後でじっくりと流しましょう。
②シャンプー剤は泡立ててから頭につける!
まずシャンプー剤を100円玉くらい手に取り、
手のひらに伸ばししっかりあわ立てます泡立てます。
そのまま頭皮につけてしまうと
固まって着いてしまい流しきれない場合があるので注意が必要です。
なので泡立ててから全体に満遍なくつけます。
泡立たない場合は①に戻りもう一度よく流しましょう。
③軽くマッサージするように
泡をなじませたあとは頭皮をマッサージします。
トップ ( 頭頂部や前頭部 ) 中心にマッサージをします。
※サイド ( 横 ) 、バック ( 後ろ ) は顔の筋肉や首の筋肉と連動しているので、
勝手に血行が良くなりますが、
トップ ( 頭頂部、前頭部 ) は外から刺激を与えなければ動かない筋肉だからです。
【横や後ろから薄くなる人はあまりいませんよね?】
なので、トップ ( 頭頂部、前頭部 ) 中心にマッサージします。
④2分以上かけて流しましょう。
①同様シャンプー剤が残らないようじっくりと流します。
シャンプー剤が残ってしまうとフケ、かゆみ、抜毛などの
原因になるかもしれないのでよく流します。
ご参考までに。
2 お風呂上がり髪を乾かさないことが原因
普段生活している中でわかると思うのですが
お風呂や台所など湿気の多い場所では簡単にカビが生えませんか?
頭皮も同様で
必要以上の水分が頭皮に残っているとカビが繁殖しやすく
臭いの原因となってしまいます。
カビは頭皮にある皮脂を食べどんどん増えていってしまうのです。
それに加え雑菌なども繁殖してしまう原因に。
[では正しいドライヤーの使い方は?]
皆さん、お風呂から上がった後ドライヤーは使いますか?
「めんどくさい。」なんて言ってそのまま放置したりしていませんか?
「髪の毛が短いから必要ない。」と思っている男性の方も
多いとは思いますが、
そんな「ドライヤーなんて必要ない!」って方に
ここではドライヤーのメリットと
正しいドライヤーの使い方についてお話ししたいと思います!
まずデメリットから
・めんどくさい
特に髪の毛が長い方や髪の毛が痛みすぎている方は
やはり短い方や髪の毛が痛んでいない方に比べてしまうと乾かす時間がかかってしまい必然的にドライヤーを使う時間も長くなってしまいます。
シャンプーも同様ですが腕が肩より上に上がって
そこである程度の時間何かするってのは疲れますよね?
なのでシャンプーなんかもすぐにめんどくさくなってあまり時間をかけないって人が多いのではないでしょうか?
でもこれからそれ以上のメリットをお話しいて行くのでご安心を。笑
①しっかりとタオルドライ
ここでしっかりと水分をとってあげることによって時間短縮になり
単純にドライヤーを使う時間も少なくなります。
髪の毛が濡れている時は乾いている時より繊細で
タオルでゴシゴシ擦ったり、濡れたまま寝ることで枕と擦れ合いダメージを負ってしまいます。
なので
ある程度髪の毛が短い人は仕方がないですがタオルで水分を拭き取るときは
髪の毛をタオルで挟み込み叩きながら水分を取りましょう!
②根元をしっかり乾かす!
上でも説明した通り根元に水分が残ったままだと雑菌が繁殖してしまう原因に!
まず根元に指を当て、シャンプーするように手を降りながら乾かし、さらに中間、毛先の順に乾かして行きましょう!
ドライヤーも同じ部分に長時間当てているとダメージの原因となってしまいます。
当てるときは、
たとえ頭皮が熱く感じなくても同じところに当て続けるのはやめましょう。
さらにドライヤーの当てる角度もキューティクルが収まるよう斜めに当てると尚良いでしょう!
しっかりと乾かしてあげることによって頭皮の臭い、フケ、かゆみなどを抑えたり
寝癖がつきにくくなるので朝が弱い人や朝の準備の時間を短縮したい方にも
オススメです!
番外編
[スタイリングはドライヤーが重要!?]
ここでは「普段セットがうまくいかない。」って方にもお勧めなドライヤーのスタイリングの仕方をお話ししたいと思います!
普段癖毛でスタイリングがやりずらいって方にもおすすめなのでぜひ試して見てください!
①シャンプーやシャワーで流すなどしてクセを取ります。
寝ぐせなど゛髪の毛の方向性゛をリセットします。
ここでしっかりとリセットできないとのちのドライヤーの効果が出ないのでしっかりと濡らしておきましょう!
②全体的に乾かしていきます!
しっかりと全体を乾かしていきながら゛ボリュームの出ない部分゛にしっかりとボリュームを出していきます!
髪の毛には
[温めると柔らかくなる性質]と[冷ますと固まる性質]2つありますこの性質を使いしっかりと根元に熱を与え、しっかりと冷まします。
「これでもか!」っていうくらいボリュームを出して下さい!
それをワックスで馴染ませることにより【長時間キープ】できるセットにるのです!
③クセの気になるところにも!
上で説明した[温めると柔らかくなる性質]と[冷ますと固まる性質]を使いクセを伸ばしながらセットしていきます!温めてから冷まします!
3 間違ったシャンプーの仕方
「頭が痒いからゴシゴシ洗ってしまう。」
「ゴシゴシ洗った方が皮脂も落ちそうだし。」
なんて思っている方も多いと思います。
しかし、洗いすぎも頭皮の匂いの原因になってしまうんです!
必要以上に皮脂を取りすぎてしまう
洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと
結果的に皮脂は取れるのですが、
頭皮が防御反応で今まで以上に皮脂を出すようになり
逆効果になってしまい頭皮がべたつく原因となってしまったり、
爪や強い力でこすったりしても同様に皮脂が取れすぎになり
皮脂が過剰に分泌してしまいます。
さらに
シャンプーやリンスの洗い残しが原因だったり
シャンプーの仕方は意外に重要なのでそこら辺を注意してシャンプーをしましょう!
シャンプーの仕方は1に記載されているのでぜひ試して見てください!
4 ホルモンバランス
女性ホルモンは特に髪の毛と親密な関係性があり、
男性ホルモンと女性ホルモンで一定のバランスを保っています。
しかし
飲酒や喫煙、ストレスなどにより女性ホルモンが減ってしまうと
逆に男性ホルモンが盛んになり皮脂の分泌を促し結果的に皮脂が増えて匂いの原因になってしまいます。
5 加齢
年齢とともに肌は水分を失っていきます。
20代くらいまでは水分と油分のバランスが良い状態なのですが
加齢を重ねると水分が減りそれをカバーするため今度は油分が増えていきます。
つまり、皮脂ですね。
その中には嫌な匂いを発するノネナールなども生成してしまうので
あの嫌な匂いを出してしまいます。
ノネナールは皮脂に含まれるヘキサデセン酸にが分解されることで発生してしまいます。
毛穴には常在菌(ブドウ球菌、マラセチア菌、ニキビ球菌、ニキビ棹菌)と言う
良い働きをする菌が存在し、リパーゼと呼ばれる脂肪分解酵素を持っています。
リパーゼは皮脂を分解する力を持っています。
分解された皮脂は汗に流され頭皮に広がって行くことで頭皮を保湿してくれるのです!
しかし加齢を重ねることによってヘキサデセン酸が増加。
ヘキサデセン酸を含む皮脂を常在菌が分解することでノネナールが発生してしまうんです。
女性と男性を比べた時に男性の方が加齢臭が強いのは
皮脂の量が多いこともあるのですが女性ホルモンが皮脂の分泌を抑制してくれる働きを持っているためホルモンバランスが崩れない限り皮脂が過剰に出すぎることはないのです。
加齢により女性ホルモンが減ってしまうと男性ホルモンが増えてしまうことが原因です。
6 活性酸素
活性酸素一度は耳にしたことがあると思いますがどんなものなのでしょう?活性酸素は酸素の中でも特に酸化力の強い物のことを指します。
体内に入ってきた細菌やウイルスを消毒殺菌してくれる効果があります。
しかし増えすぎた活性酸素は不飽和脂肪酸と結びつき細胞を酸化させて錆びさせてしまうのです!
まだ若い時代だと体内の抗酸化物質が働き酸化を防いでくれるのですが
年を重ねると抗酸化物質の働きが弱くなりより酸化されやすくなってしまいます。
これにより皮脂の酸化も進み、あの嫌な臭いが発生してしまうのです。
皮脂の原料は主に脂質からできています。
体の中で特に水分、脂質、たんぱく質の中で特に酸化されやすいのが脂質です。
ただでさえ、酸化されやすい脂質が活性酸素によって酸化され臭いが強くなってしまうのです!
さらに活性酸素によって皮脂が分解されると同じくらい酸化させる力の強い過酸化脂質という物質が生まれてしまいより酸化される悪循環を起こしてしまうのです。
吉祥寺のメンズ専門美容室 (BARBER)
CHILL CHAIR
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